いろんなことが終わって
会津でのライブだったり、就職の面接だったり、いろんなものが大体片付いてきて。カレンダーをみたらいつのまにかもうこんなに時間がたってしまった。
早いなー、春休み二ヶ月があっという間に過ぎてしまった。
振り返ると就職活動くらいしか頭の中に思い出が無い。いろんなことあったなーとなぜかしみじみ。
後一年しか学生生活が無いと思うと俺も随分年取ったなと実感する。思えば中学に入学したのがほんの二、三ヶ月前のことのように思い出せる。時間が過ぎるのはこんなにも早い。放課後の部活。もっとまじめにやればよかったなぁとか。付き合ってたあの娘にやさしくしてればなーとか。ほんとにそんなことばかりを思い出す。振り返るのがなんだか日課みたいだな俺。
卒業、進学、就職。この季節はいろんな新しいことが始まる。いろんなつらいことが待ってる。そこに踏み出すことに僕は少し弱気になっている。僕は頭の中は17歳から止まったまんま。責任とか社会とか分からないもの達が僕にのしかかってくる。正直、不安だ。
最近、やまだないとの西荻夫婦を読んだ。その中に妻が世界の終わりを考えてなくシーンがあるのだが、僕はそれに共感を感じてしまった。結局終わるのだ全て。これほど悲しいことはない。
小学生の頃から考えていた、「死」ということ。人は何処から来て、何処に向かうのか。
わかんないっすね。
瀬戸内寂聴(漢字これだっけ?)が「人は愛するために生まれてくる」といっていた。今の僕にはこれが一番しっくりくる。
全てのことが終わるとき僕は何を見ているのだろう。今、目の前にあるものはどうなっていくのだろう。
僕のできることを。僕にしかできないことを。悔いの残らないように。最後に笑って死ねるように。いろんな物達に、人たちに愛を。
愛を。
最後に笑えますように。
友人に子供が生まれる。(正確には生まれたのかな。)
これから生きる人たちへ。大きな愛を。
今日新しい命が生まれたとき、どっかの誰かの命が消える。
僕らにできることは、今そばにいる人を愛すること。
それが大きな何かにつながると
僕は本気で思っている。